売場ニュース

ハピモンで笑顔を届ける!造形アーティスト・いけだぽぽさんのものづくりストーリー

◎11月11日(水)〜11月17日(火)
◎4F 紳士服イベントスペース


11月11日(水)から24日(火)までの期間中、北摂地域で愛されるグルメや雑貨、アート、ファッションなど、多彩な魅力を持つお店が週替わりで各階に登場する「千里さんぽ」を開催!
今回は、11月11日(水)から17日(火)まで出店する「Happy Monster」造形アーティストいけだぽぽさんにインタビュー。独学で2年もの歳月をかけて完成させたオリジナルの自作クレイの開発話や、設計図を描かず‟ニコニコしながら作る”直感的な制作スタイルの秘密を深掘り。


いけだ ぽぽ /popo ikeda
大阪府豊中市出身、池田市在住。
造形作家。洋裁やイラスト、モールアート、クレイ造形など幅広いものづくりを経て、2018年より「ハッピーモンスター」を制作。100種類を超える個性豊かなモンスターたちの世界を、立体作品を中心に表現している。

―――「いけだぽぽ」としてアーティスト活動を本格的に始められた経緯について教えてください。

「活動を始めた頃は、1/12サイズのドール服を製作していました。ドールに合わせた小物や、ドールハウスなども制作し、イベントなどで販売していましたが、もっとオリジナリティあふれる作品を作りたいと思い、かねてから興味のあったクレイ造形をはじめたら「あ!これだ!」と夢中になり、それ以来、個展やアートイベント、海外出展にも積極的に参加しています。」

―――1/12サイズのミニチュア世界で培われた細やかな手仕事と、「もっとオリジナリティを!」という探求心があったからこそ、独創的な作風へと繋がったのですね。そんなクレイ造形の世界に夢中になる中で、見た瞬間に笑顔になれるポップな「ハッピーモンスター」が生まれた原点には、どんなひらめきやストーリーがあったのですか?

「世界的に感染症が広がり、自宅で過ごす時間が増えたころ、少しでも心にハッピーを届けたいと思って、思いっきり可愛くて、ポップで、カラフルで、落ち込んだ気分を「がおー!!」と退治してくれるモンスターを作りました。1体作ると、どんどんアイディアが浮かんできて、「ハッピーモンスターを作ることが私の使命なんだ」と思うようになりました。」

―――そうして生まれたモンスターたちの個性を引き立てているのが、ほかにはない独特の素材感が特徴的ですよね!樹脂粘土×マイクロビーズ発泡スチロールというオリジナルの手法に行き着いたきっかけや、この素材ならではの魅力について教えていただけますか?

「クレイ造形を始めようと思った時に、いろんなクレイを試してみたのですが、すぐ乾燥してしまったり、乾燥したら折れてしまったり、着色がうまくいかなかったり、と前途多難でした。ある時100円ショップのおもちゃコーナーで、昔、海外で流行していた、マイクロビーズを混ぜ込んだカラフルなクレイが売っていて、懐かしくて購入し、早速ハッピーモンスターを制作したところ、とても柔らかいクレイなので、途中クレイがだれたり、なかなか乾燥しなかったりと、とても難しかったのですが、とても満足いくハッピーモンスターが完成しました。」

「そして、しばらくはそのクレイを購入して製作していましたが、作品を販売するなら「完全オリジナルです!」と自信を持って伝えたいと思うようになりました。成分を調べて、何度も何度も試行錯誤してオリジナルのクレイを作ることができました。オリジナルクレイの完成までに2年くらいかかりました。カラフルな色は、食紅を調合して作っています。クレイは乾燥すると、とても軽くなるのが特徴です。」

―――2年という月日を経て生まれた軽くて丈夫なオリジナルクレイがあるからこそ、今の表現が可能になったのですね。そうして誕生したハッピーモンスターたちは、どれも一度見たら忘れられないポップでゆるかわな魅力にあふれています。見る人を魅了するあのデザインやカラーリングは、どんなところからインスピレーションを得て生み出されているのですか?

「私は、設計図を描きません。描いてしまうと、その通りに出来なかった時にとても残念な気分になってしまうからです。作りながら考えて完成させます。」

「その時心掛けているのは、ニコニコしながら作るってことです。楽しい気持ちで作ると、とってもハッピーなモンスターが完成します。普段の生活でアイディアが浮かぶことはほとんどありません(笑)アトリエの制作デスクに座って、「今日は何色のハピモンを作ろう?」と思った瞬間、シュッ!とハピモンの顔が浮かんできます。これまでに100体以上のハピモンを作っていますが、全部そんな感じで作っています。なので、ハピモンが完成してから、イラストを描いたりします。」

―――‟ニコニコしながら楽しむ”という純粋なハッピーの気持ちが、そのままモンスターたちの表情になっているのですね。完成してからイラストを描くという逆転の発想も、いけだぽぽさんならではの感性でとてもワクワクします!そうして心に浮かんだモンスターたちを実際の形にしていく際、どのようなステップで形づくられていくのでしょうか?

「まず、「同じハピモンを何体つくろうか?」から始まります。大きさはどのくらいにするかを決めて、まずはハピモンの土台を発泡スチロールや、アルミホイル、針金を使って作ります。その土台にクレイを貼り付けていきます。まずはここまでで一度クレイを乾燥させ、約1日待ちます。」

「その後はクレイを重ねてハピモンに仕上げていきます。やはりワクワクする瞬間は、完成した時に「かわいいっ」って思わず声に出してしまう時ですね。」

―――土台を一から作り込み、じっくり乾燥させながら重ねていく……あのポップでかわいいハピモンたちの裏には、そんな丁寧で時間をかけた手仕事の工程があったのですね!そうして一つひとつ手作業で生み出していらっしゃる中で、それぞれのハピモンが持つ個性や表情を活かすために、特に意識されていることはありますか?

「実は個性を出すために特別なことをしているわけではないんです(笑)。むしろ私は同じものをたくさん作るのが苦手で……(笑)。設計図を描かず、作りながら考えているので自然と表情や形が少しずつ変わっていきます。「この子はどんな子なんだろう?」と楽しみながら作っているうちに、一体一体違った個性が生まれているんだと思います。」

―――その決め込みすぎないスタイルこそが、ハピモンたちの愛くるしい個性の源泉になっているのですね!ハピモンたちが集まる中で、おすすめのアイテムを教えてください。

ハピモンマン(画像左) 7,700円、ハピモンガマ口財布(画像中) 1,320円、めだまバッチ(画像右) 1,100円

「全部イチオシですが、やはり造形作家ですので、ハピモン造形がイチオシです!中でも今回、正義の味方の「ハピモンマン」、ハピモンといつでも一緒にお出かけできる「ハピモンガマ口財布」、そして「めだまバッチ」です!他にも造形や小物、立体絵など、たくさんのハピモンが登場します。」

―――日常の中でハピモンと一緒に過ごせるガマ口財布やバッチはもちろん、造形作家としての真骨頂である立体作品もどれも可愛くて悩みますね!ハピモンたちと直接出会える今回のイベントですが、出店に対する想いや、見どころを教えていただけますか?

「ハッピーモンスターを初めて見る方に、「何これ?(笑)」と思ってもらえたらうれしいです。そして、なんだかわからないけど見ているうちに笑顔になって「この子、連れて帰りたい!」と思ってもらえたら最高です。今回は造形作品だけでなく、いろいろなハピモンが登場します。ぜひお気に入りのハピモンを見つけて、ハッピーな気持ちになってください!」

―――素敵なお話をありがとうございました!
手作業だからこそ宿る個性と、軽やかでポップな色彩。たくさんのハピモンたちが一堂に会する今回のイベントは、日常に小さなハッピーと彩りを添えてくれる体験になると思います。心躍る空間の中で、あなたを笑顔にしてくれるお気に入りの作品を見つけてみてください。

「Happy Monster」
◎11月11日(水)~17日(火)※最終日は午後6時終了
◎4階紳士服イベントスペース

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