売場ニュース

‟好きなことで誰かの背中を押せたら”アーティスト近藤さやかさんがアートに込める想い

◎11月18日(水)〜11月24日(火)
◎2F 婦人服イベントスペース


11月11日(水)から24日(火)までの期間中、北摂地域で愛されるグルメや雑貨、アート、ファッションなど、多彩な魅力を持つお店が週替わりで各階に登場する「千里さんぽ」を開催!
今回は、11月18日(水)から24日(火)まで出店するアーティスト近藤さやかさんにインタビュー。‟自分の絵で誰かを喜ばせたい”という強い想いから生み出される、近藤さやかさんの‟線と街と CITY POP”の世界。あえて余白を残す引き算の美学とラフな線の温もり、そして繊細な表現の秘密に迫りました。


Sayaka Kondo
大阪府豊中市出身。
「線と街と CITY POP」をテーマに、繊細な線とポップな色彩でノスタルジーを描く。
幼少期から独学で絵を学び、16歳で経験したカナダへの語学留学を機に‟自己表現の大切さ”を実感。
空間デザイン設計・ディレクション・営業職などの会社員経験を経て、2022年に独立。
現在はスターバックス店舗での展示をはじめ、阪急阪神百貨店や北大阪急行電鉄、FM802など
企業との企画・ビジュアル制作を手がけるほか、オーダーアートやワークショップなど多岐にわたり活動する。
UNKNOWN ASIA 2023「HOMES賞」受賞。
大病を克服した経験から、病院へのアートギャラリー併設を目標に掲げ、アートを通じた社会貢献の実現を目指している。

―――アーティストになったきっかけを教えていただけますか?

「順風満帆だった生活から、2017年に大病を宣告され、働くこと、生きることを改めて深く考えさせられました。‟自分の好きなことで生きていこう、得意なことで人々を喜ばせたい”そう思うようになり、長年の会社員から2022年に独立をしました。」

「5年の経過観察を経て、同年に無事完治を迎え、私の人生の第2章が始まったように感じます。大病を克服した経験をもとに「自分の絵が誰かの背中を押せるきっかけになれたら……」という想いが、今の創作の原動力となっています。アートを通して人々に寄り添い、癒やしを届けられる存在でありたいと願っています。」

―――自分の好きなことで生きていくという決意と、無事に完治を迎えられた人生の第2章!命と深く向き合ったその強い想いがあるからこそ、近藤さんの描く作品には見る人の心を包み込み、そっと背中を押してくれるような温かいエネルギーが宿っているのですね。そうして歩み出された表現の中で、現在のスタイルである‟線と街と CITY POP”というテーマに行き着いたきっかけや、コンセプトに込められた想いを教えていただけますか?

「テーマの軸である‟線”は、会社員時代に設計のラフ図面を描く先輩たちの姿に影響を受けたことが原点です。綺麗に引かれた直線ではなく、どこか味わい深いラフな線に魅了されました。もう一つの軸である‟街”は、旅行好きな私が異国の街並みを歩き、建築物や風景の中にその国ならではの特徴や日本との違いを発見する楽しさから生まれています。そして幼少期から、ヒロヤマガタさんや鈴木英人さんの描く鮮やかでどこかノスタルジックな世界観が大好きでした。あの時代特有の爽やかさと洗練された空気感を持つ‟CITY POP”というテーマに行き着きました。」

―――会社員時代の記憶、旅先で出逢った街並み、そして幼少期から愛してきたCITY POPの世界観……近藤さんが歩んできた体験と‟好き”が結びついて誕生したのですね!そんなオリジナリティあふれる世界観を絵に落とし込んでいく際、線の引き方や色使いなど、イラストを描く上で大切にされているこだわりを教えていただけますか?

「何よりも大切にしているのは‟余白”です。すべてを細かく描き込むのではなく、あえて余白を残し、塗りすぎないことで生まれる空気感を大切にしています。‟引き算”を意識することで、心地よさや、見る人がそれぞれの物語を自由に想像できる余韻を表現したいと思っています。」

―――引き算を意識することで、あの洗練されたCITY POPの爽やかさと心地よい余韻が生まれているのですね。その絶妙な引き算の画面構成の中で、繊細な線と色使いがとても印象的ですが線の引き方や色使いにおいて、近藤さんならではの意識やこだわりがあれば教えていただけますか?

「線の引き方は、あえて直線ではなく、どこか温もりや風合いを感じさせる‟ラフ感”を大切にしています。」

「色選びにおいては、情報や色が渋滞しないよう絞ることを意識しています。色数を抑えることで、全体に心地よい余白と余韻を残し、見る人の想像力を掻き立てるような作品づくりを心がけています。」

―――あえてラフさを残した線と、厳選された3色以内のカラーリング。この引き算の美学こそが、洗練された世界観を作っているのですね。そうした独自の技法で表現される作品には、様々な表情を持つ街や空間が魅力的に描かれています。旅行好きとおっしゃっていた近藤さんですが、普段どのように街を観察したり、作品のモチーフとなるインスピレーションを得たりしているのでしょうか?

「インスピレーションの多くは、旅先での記憶や経験から得ています。中でも、ニューヨークの摩天楼の街並みには大きな影響を受けています。」

「また海を眺めながらゆっくりと過ごしたり、非日常の空間に身を置いたりした時にアイデアや創作意欲が湧くことが多いため、定期的に旅に出るようにしています。そこで体感した空気感や風景の記憶が、作品を描く大切な源泉となっています。」

―――旅先で体感した空気感や記憶が、そのまま創作の源泉になっているのですね!そんな近藤さんの思いが詰まった作品の中からおすすめの作品を教えていただけますか?

Manhattan Layers(S30号 (910×910mm)) 550,000円
都会の摩天楼をやさしく包み込む、マジックアワーの魔法がかけられたようなロマンチックな空を独自のレイヤーで表現。

Manhattan #4(F10号 (455×530mm)) 220,000円
ポップな色が空を染めるどこか懐かしく少し夢のようなニューヨークのワンシーンを表現。

Nontitle(155×191mm) 16,500円
日常のものを描いたシリーズ身近な愛着のある日常のアイテムをモチーフに独自のラフな線と余白を活かし表現。

―――どれも近藤さんならではの余白と色と線が織りなす、ロマンチックで魅力的な作品ばかりですね!今回のイベントでは、そうした近藤さんの描く美しい世界や空気感をダイレクトに体感できる機会となりますが、開催に向けた想いや、見どころを教えてください。

「地元である千里阪急にて開催をさせていただき、今年で5年目を迎えることができました。子どもの頃から慣れ親しんだ千里阪急は、どこか憧れ感がある特別な空間でした。そんな思い出の場所での開催は、私自身毎回とても楽しく過ごさせていただいております。」

「5年目となる今年は、千里阪急の外観をモチーフにデザインした新作グッズも販売予定です。ぜひお楽しみにしていただけますと幸いです。」

―――本日はありがとうございました。近藤さやかさんの洗練されたアート空間。ぜひ会場で、その心地よい風とノスタルジックな世界観を肌で感じてみてください。皆さまのご来店を心より楽しみにしております。

「Sayaka Kondo」CITY POP ART展
◎11月18日(水)~24日(火)
◎2階 婦人服イベントスペース

「風景画スケッチイベント」
お持ちいただいた風景写真をその場でスケッチいたします。※WEB予約
◎11月20日(金)~22日(日)
◎2階 婦人服イベントスペース

「デザイナー&オーナーが語る、モノづくりの裏側」インタビューは画像▼をタップ!

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