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「purr」デザイナー後北さんに聞く革の魅力と鞄作りのこだわり

◎11月11日(水)〜11月17日(火)
◎1階 財布売場


11月11日(水)から24日(火)までの期間中、北摂地域で愛されるグルメや雑貨、アート、ファッションなど、多彩な魅力を持つお店が週替わりで各階に登場する「千里さんぽ」を開催!今回は11月11日(水)から17日(火)まで出店する「purr」のデザイナー後北さんにインタビュー。革の魅力から鞄づくりのこだわりをお伺いしました。


後北 ゆか
1976年兵庫県生まれ。京都精華大学人文学部卒業。
2003年に婦人服製造の事務をしながら鞄作りを学ぶ。
2006年に大阪で初めて個展を開催し、個人や委託店での販売をスタート。
2021年に現在の場所へアトリエ&ストアとして営業をスタート。

―――ブランド名「purr(パー)」の由来を教えていただけますか。

「“purr(パー)”は英語でねこが喉をごろごろ鳴らす様子を表していて、機嫌がいい状態を表しています。そこから“purrのバッグを持ってご機嫌にお出かけいただけるように”という願いを込めてブランド名にしました。ねこがリラックスしている様子は人を穏やかな気持ちにしてくれますし、“パー”という響きも愛らしかったことも決め手になりました。」

―――‟purr(パー)”という言葉に、そんな愛らしくて温かい願いが込められていたのですね!ねこが喉をごろごろ鳴らすようなリラックス感やご機嫌な気持ちって、お出かけを何倍も楽しくしてくれそうです。手に取る人の日常に寄り添う素敵なブランド名ですが、そもそも後北さんが革小物の制作を始めようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

「履きたい靴に合わせて自由に鞄をつくれるようになれたらと思ったことと、以前からつくることに興味がありました。そして婦人服の製造に関わる仕事をしていたときに、鞄教室に出会ったことをきっかけに鞄作りを始めました。そこの教室で鞄作りだけでなく、革の成り立ちなども学べて、そこで革に魅力を感じて、技術と知識を深めていきました。」

―――作り方だけでなく、革の成り立ちという「素材の根っこ」まで学ばれたところに、モノづくりに対する深い探求心を感じます!知れば知るほど奥が深い世界だと思うのですが、数ある素材の中で、後北さんがそこまで引き込まれた「革の魅力」とは具体的にどんなところだったのでしょうか?

「教室に通っているときに、革は贅沢品ではなくて、食肉の副産物だったということを学び驚きました。本来捨てられてしまうはずだった革に再び命を吹き込み、鞄として活かしていく。その社会的な意義に魅力を感じました。また、布と比べて堅牢度が高いということで、一度気に入ったら永く使いたいという想いが叶う素材だと思いました。」

―――永く寄り添う素材だからこそ、共に過ごす時間とともに味わいが増していくのですね。実際にpurrさんの革製品を永く使っていくことで、革はどのように表情を変えていくのでしょうか?

「革の鞣し方で革の変化が変わってくるのですが、薬品をつかって縮まったときにしぼがでる傷や汚れが目立ちにくいのが特徴のソフトシュリンクレザー(画像左)に関しては、摩擦でツヤがでてきますし、元々柔らかい革ですが、更に柔らかくなり柔軟性が高くなってきます。
オイルレザー(画像右)は、元々ツヤのあるレザーですが、更にツヤが増し、色も濃くなり、使っていくごとに味がでて経年変化を楽しめる革です。」

―――傷が目立ちにくいソフトシュリンクの日常使いやすさも、オイルレザーの深みが増していく色艶も、どちらも長く愛用したくなる魅力に溢れていますね。使えば使うほど自分だけの特別な一品に育っていくのが想像できてワクワクします!そんな風に「お客様の手元で育っていく未来」まで考えて形にするために、制作のうえで特に大切にされているこだわりは何でしょうか?

「表面に何かをプラスして表現するというよりは、革の弾力性を活かしたデザインにしています。また、ピアノのレッスンにいくときに楽譜を入れて行くイメージとか、学生が通学で使うイメージとか、鞄をどのように持つのか、どこに出かけるのかをイメージして鞄を作っています。
革選びに関しては、最初にかわいいとおもった状態が永く続くように使用する革にこだわっています。」

「革によって糸や裏地の色を変えていて、ソフトクリームの配色をイメージして、白の革にはブラウンの裏地にしたり、中を開けた時にも心がきゅんとなるようなデザインにしています。」

―――持つ人のストーリーまで思い描いて仕立てられているなんて本当に素敵ですね。最初のかわいらしさがずっと続く革選びや、開けた瞬間心がときめくような裏地の配色まで、細やかなこだわりがぎゅっと詰まっています。そんな風に使う人を想像しながらモノづくりをされる中で、お客様との出会いを通して、特に嬉しかった出来事はありますか?

「‟どこかにでかけるからこの鞄を持つ”ではなく、‟鞄を持ちたいから出かけようと思った”、‟友達に自慢したくなる”そういったお言葉をいただけることが多く、とても嬉しく思います。
お客様からいただいた言葉をまとめて‟あしたも手に取る革かばん”というブランドのキャッチフレーズをつけました。」

―――道具としての鞄を超えて、「外へ踏み出すきっかけ」そのものになっているのですね。『あしたも手に取る革かばん』というフレーズを聞くだけで、自分のお気に入りの服に合わせて出かけたくなるワクワク感が込み上げてきます。この記事を読んでいる方も「自分もそんな鞄に出会いたい!」と感じていると思いますが、後北さんイチオシのおすすめ商品を教えてください。

トートバッグ“girl” 58,300円
「まずひとつめは、トートバッグです。見た目は小ぶりですが、マチがたっぷりあって浅めなので、荷物が整理しやすいデザインになっています。ファスナーを開けたままでもファスナーが邪魔しない構造になっているのもポイントです。そして、イベント期間中は、取っ手の形や裏地の色を変えたりできるカスタマイズも行いますので、そちらも楽しんでいただけたら嬉しいです。」

財布“ウォレット”19,800円
「二つ目は、お札も小銭もカードも入る薄型の長財布です。かさばらないデザインで、
小さいサイズのポシェットにもすっぽり入るスマートな長財布です。」

「クラッチバッグなどとセットで使っても可愛く、バッグと財布の組合せを楽しんでいただけます。また、バッグに入れたままでもお金やカードの出し入れも可能です。」

―――後北さんのこだわりや温かいお人柄を知った上で出会う商品は、更に特別な一品になりますね。最後にイベントに対する想いや「ここは特に楽しんでほしい!」という見どころを教えてください。

「千里さんぽのイベントには何度か参加させていただいておりますが、地域に根ざしたイベントで千里阪急さんならではのイベントだと感じますし、お客様からも北摂愛を感じるイベントなので、こちらも温かい気持ちになります。threeシリーズのトートバッグのカスタマイズの実施とおすすめアイテムでも紹介させていただいた長財布とクラッチバッグやポーチの組合せもぜひ楽しんでいただきたいです!」

―――本日はものづくりへの素晴らしい想いと、温かいお話を本当にありがとうございました。 "明日も、明後日も、ずっと一緒に過ごしたい"そう思える運命のアイテムと出会うワクワク感をぜひイベントで体感してみてください。

「purr」期間限定ショップ
◎11月11日(水)~17日(火)
◎1階 財布売場


「purr」
兵庫県川西市花屋敷1丁目9-22 ボナール花屋敷101


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